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2009年5月22日 (金)

火事の心配が減るー禁煙の利点

 平成19年に発生した全国の火災の総出火件数は54,582件で、そのうちタバコによる火災は、5,707件、全体の約10%を占めていました。

 タバコによる火災の場合、比較的規模の小さい火災でも、死者が発生するそうです。
これは、火災の原因のほとんどが、寝タバコだということに原因があるとのことです。

 火災では、財産を失うだけでなく、命まで失われます。

ちなみに他の原因は
1. 「放火」6,558件(12.0%)
2.「こんろ」6,080件(11.1%)、
3. 「たばこ」5,707件(10.5%)、
4.「放火の 疑い」4,584件(8.4%)、
5.「たき火」3,176件(5.8%)

総務省消防庁 消防統計より

だそうです。

 どうやったら、防げるでしょうか?

 禁煙すれば防げます。

 タバコによる火事は、1. 寝タバコは、しない、させない 2. 灰皿には吸い殻をためておかない。3. 灰皿には水を入れておく。4.タバコの吸い殻は、必ず灰皿に捨てる。などによって防ごうとは言われてはいますが、そもそもタバコを吸わなければ、火事が起きないからです。

 禁煙した方の理由で、火事が心配で止めた。と言う方がいます。漫画家の高信太郎さんもその一人で、二度火の不始末をして、危機一髪の経験をされたそうです。そのことは、「ひっそり始める「禁煙」実践ガイド」にも書かれています。
 
 禁煙をして、火事の心配のない生活をしましょう。

追加クイズです。
消防庁は現在東京都千代田区霞が関2-1-2 合同庁舎2号館にあります。以前はどこにあったでしょうか?

→霞ヶ関のJT ビルです。皮肉ですね。このことについては、「モク殺モク視せず―病院でタバコと戦う」に詳しいです。

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