喫煙とストレスの不思議な関係
現代社会はストレス社会とも言われます。
喫煙者にも非喫煙者にも等しく、ストレスはかかってきます。
タバコを吸う方は、タバコをやめると、ストレスがたまるから、やめられないと言われます。
それは、本当でしょうか?
実は違うのです。
なぜなら、喫煙者のいうストレスの多くは、ニコチンが切れたことによって起きる禁断症状に由来するからです。禁断症状を緩和しようとして、また、タバコを吸うという悪循環が起きてしまいます。
その証拠にMinoらのデータでは、喫煙継続した人より、禁煙した人の方が、ストレスは減っていくという結果でした。1)
イザの記事【今、何が問題なのか】喫煙とストレス によると、
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スモーカーは不幸せ
米調査機関、ピュー・リサーチ・センターが先ごろ、発表したところでは、「ストレスを頻繁に感じる」という人が、非喫煙者では31%、元喫煙者では35%だったのに、喫煙者は50%に上った。
ストレスにさらされた人がたばこに手を出すのか。喫煙してなおストレスを感じているということは、たばこのリラックス効果はほんのいっときのものなのか。あるいは、そんな効果はないのか…。
ちなみに、幸せかどうかの質問に、「とても幸せ」と答えたのは非喫煙者が39%、元喫煙者が34%なのに対し、喫煙者は25%にとどまった。また、健康かどうかの質問に「とても健康」と回答したのは、非喫煙者が63%、元喫煙者が55%なのに対し、喫煙者は36%だった。」
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禁煙した方のブログでも禁煙をしてストレスが減ったことが書かれています。 禁煙ヤッター
やはり、禁煙をしてストレスを減らしましょう。
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