戦友を作ろうー仲間の力
戦友を作ろう ー仲間の力
禁煙をする場合は、あなたと一緒にタバコをやめる「戦友」を見つけることができたら有利です。それは、禁煙指導の草分けの林高春先生も書いています。
お互いに励まし合える仲間をつくると、挫折しそうなときに、がんばれるのです。ライバル意識が芽生えてがんばれるという利点もあります。
それを、私は、仲間の力と呼びたいと思います。
ぜひ、周囲に禁煙を志している人がいたら、仲間=戦友になってもらいましょう。
ひとつ注意があります。あなたはこっそり派?それとも宣言派?
でも書きましたが、禁煙する気のない周りの喫煙者に伝えると、お酒の席などで、「まあ、一本位良いだろう?」などと言って、邪魔をする人が必ず出てくるのです。
禁煙をしたがっている人を選びましょう。
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コメント
喫煙によってタバコに含まれる有害な粒子が侵入してくると肺胞マクロファージはそれを取り込むことで活性酸素を大量に発生させます。肺は酸素を取り入れる場所ですから活性酸素が発生しやす<、しかもタバコの煙の中にも活性酸素が含まれていますから、喫煙によって活性酸素が大量に発生します。大量の活性酸素は細胞の機能をコントロールするDNAを切断し、細胞に決定的なダメージを与えます。
肺胞マクロファージが損傷を受けると抗原提示機能は著しく低下します。すると、免疫反応は連鎖的なものですから、免疫システム全体がうまく機能しなくなります。そうなると、少しのことで風邪を引いたり、いったん引いた風邪がなかなか治らなかったりするばかりか、切断されたDNAが元へ修復しようとして、塩基の配列が変わり異常細胞が発生します。これが将来がん細胞に変わる可能性もあるのです。
投稿: 京産大より | 2009年12月 7日 (月) 17時06分