映画で禁煙!
禁煙をするのに禁煙アプリを使用する話は以前書きました。
今回は、映画をみて禁煙する方法です。
もちろん、映画を見てもまったく禁煙する気が起きない人もいるとは思いますが、考えるきっかけにはなるのではないでしょうか?
インサイダー
”米国3大ネットワークの1つ、CBSの人気報道番組のプロデューサーが、ジャーナリスト生命を賭けてタバコ会社の不正を告発する社会派サスペンスである。アル・パチーノ演じるプロデューサーと、ラッセル・クロウが扮するインサイダー(内部告発者)。巨大な勢力を相手に無謀ともいえる戦いを挑む、2人の男の孤独な姿が渋い。
事実に基づく物語を、マイケル・マンが製作、監督、共同脚本に携わり映画化した。ゴールデングローブ賞をはじめとする各賞を総なめにしながらも、アカデミー賞を獲れなかったのが不思議なくらいの秀作だ。” (amazon.co.jpより)
実話を元にした話です。
ブラウン・アンド・ウィリアムソン(B&W)社の開発部門担当取締役 ジェフリー・ワイガンドがモデルです。
同じく、タバコ会社からの内部告発で有名になったビクター・デノーブルさんの話については、
「やめる禁煙、治す禁煙」に書いてあります。
<フィリップモリス社の研究員だったビクター・デノーブルさんのネズミの実験>
ニコチンを一度に多量に摂取しても癖になることは少ないそうですが、微量のニコチンを一度繰り返し摂取すると、とても依存度が高くなるそうです。
そして、ニコチンを16日間与え続けたら、ネズミの脳に構造的な変化があらわれました。この脳の構造の変化が、依存症をもたらすことがわかったのです。
こんな大切な研究が、タバコ会社から雇われた弁護士によってすべて没収され、闇に葬られました。
しかし、デノーブルさんの勇気ある内部告発によって、世の中に知らされることになったのです。
「やめる禁煙、治す禁煙」より
サンキュー・スモーキング
”タバコ研究アカデミーのPRマンをするニック・ネイラーは、厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの矢面に立って戦い続ける業界の顔。中でも、パッケージにドクロマークを、と息巻くフィニスター上院議員は目下最大の懸案事項。そんなある日、ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る“スモーキング・ハリウッド作戦”の指揮を任される。一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、タバコPRのための映画の企画を話し合う……。”(amazon.co.jpより)
タバコ会社も禁煙運動もともに笑い飛ばしてしまうコメディーですが、タバコ会社の詭弁や二枚舌が良く分かる作品です。
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コメント
こんにちは。
今まで映画というと、喫煙シーンのかっこよさばかりが描かれていましたが、こういう映画もあるのですね。
日本じゃ想像できない映画です。
面白そうなので見てみます。ありがとうございました。
投稿: 北風小憎夫 | 2010年4月20日 (火) 08時02分