イラクには大量破壊兵器はありませんでした、でも身近な所にありました
2003年 イラクには大量破壊兵器はありませんでした。
一方、
世界で最も権威のあるがん学会であるアメリカ臨床がん学会 (ASCO)では、2003年に、歴史的な会長講演が行われました。
そこで、会長のPaul Bunnは
タバコについて, "weapon of mass destruction" と述べたのです。1)
タバコは”大量破壊兵器”だと述べているのです。
会長講演の内容をかみしめたいものです。
「"タバコ産業による人為的な回避可能な疾患の流行”という疫病と戦うためには更に包括的なアプローチが必要である。」
「ASCOは緊急に, 地球的な課題であるタバコ問題の, さまざまなレベルでの包括的検討を求め, タバコ依存とタバコ使用の完全な根絶を求めた。」
3) 川井治之, 渡辺一彦, 六車満. 【禁煙 喫緊の課題となった受動喫煙防止】 喫煙と臨床 肺がん・COPD(慢性閉塞性肺疾患)診療. 治療学. 2009 2009.02;43(2):185-9.
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